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MACKDADDY 2015 S/S のテーマ『BREEZE』、『HELLO SUN』、『WILD LIFE』のロゴと3種類の南国、 アマゾンを彷彿させる動物。懐かしいようで新しい、春夏の季節とバッチリ合ったポップなグラフィックを手掛けた、 Masotoo Hirano さん、インタビュー記事パート2です。

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Masatoo Hirano / Long Interview pt.2


そしてイギリスに渡ったMasatooさんは以前から趣味でやっていたLIVEの写真を本格的に始め・・・

Masatoo Hirano (以後M):仕事をやめてイギリスに行きました。今考えたら賭けですね。(イギリスで何をするか)全く決まっていなくて。ただ、語学学校だけ籍は入れていて、その時にはライブ写真とかけっこう撮っていたので、ライブに行って、写真撮って、ブログとか書いたり、日本の出版社に “こんな事やってます” とプレゼンしてたんですけど、半年後くらいに「面白いからやってください」という雑誌から連絡が来て。そこで1年位、現場行って、面白いバンド撮って、記事を書くと言う事をやっていました。

Q:差し障りなければ雑誌名は?
M:今は亡き「COOKIE SCENE」(※注1) という雑誌です。

Q:写真はいつから始めたのですか?
M:編集の就職してからですね。旅行系のチラシとか作っていたので、めんどくさいと思いながら自分で撮りに行ったりしてたのですが(笑)。人の写真見ながら構図を考えたしていたら面白いなと思い始めて、そこからですね。たまたま妹が大学の写真学科に通っていたので家にも機材はあって、教えてもらえるというのもありハマっていった感じですね。

Q:イギリスのどちらに住んでいたのですか?
M:ロンドンの東の方です。当時は2008年頃です。最低1年は痛いなと思って。語学学校の満期が1年という事もあって、あんまりダラダラいても日本で社会復帰できなくなるなぁと思って(笑)。彼女も残してきたし(笑)。ホントやりたい事だけやった1年間でしたね。貴重な充電期間というか。改めて日本っていいなと思いました。郵便物が届かないとか盗まれるとか当たり前の世界ですからね(笑)。ある意味日本でないことばかり起こったので、ちょっと逞しくならざるをえなっかたです。 帰国して就職先すごく探していたのですが、タイミングで運悪くちょうどその時リーマンショックで全然見つからなかったですね。しばらくバイトをしつつ就職先を探してたんですけれどなかなかなく。。。そんなある時、知り合いの Chabeさん(※注2)に会いに kit gallery に遊びに行った時にChabeさん(松田”CHABE”岳二/CUBISMO GRAFICO)から、「Masatooも色々やってるんだったら(kit galleryを)使えばいいじゃん。」 と言って下さって。で、そこで作品を展示する事になったんですよ。2011年だったかな。

Q:初個展ですか?
M:初個展ですね。その時は色んなアーティストのポートレイトをドローイングで描いて。半分はそれで、もう半分はロンドンで撮っていたライブの写真という展示でした。そうしたら、そのイラストをLITTLEBIG(※注3)のガリ君(ガリアーノ)がTシャツにしたいという話しをくれて実際に商品になりました。そこから徐々に個人的な制作もしつつバイトもしていたのですが、秋暑もなかなか出来ないので自分で始めようと思って。知り合いの編集者に自分の作品を見せにいったら「写真がイイね」というリアクションで「何かあったら頼むわ」と言われ、2ヶ月後くらいに雑誌の撮影の仕事をいただいて、そこから毎月ちょこちょこと仕事を頂けるようになって。それと平行してイラストも雑誌で使って頂いて、そこから徐々に広がっていくようになりました。

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Q:ご自身でバンドとかはやられていたんですか?
M:それがやっていないんですよね(笑)。ギターもかじってすぐやめて(笑)。

Q:DJはやられてますよね?
M:そうですね。DJというDJじゃないですけどずっとやってますね。

Q:レコード主流の時代から…
M:今でもレコードでやってますね。やはりアートワークがあるからということもあり。宇田川の熱い頃とかは毎日通っていましたね。あと西新宿とかも。学生の時は学校も行かず昼から廻ってましたね(笑)。

Q:それでも音楽の道には進まなかったのですね(笑)?
M:そうですね(笑)。客観的に自分には無理だなと思ってたんでしょうね(笑)。

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Q:作品作るときも音楽から入ります?
M:制作するときも音楽からイメージして入る事が多いんですよ。こういうテーマでやりたいと依頼を受けたら、どういう音楽が合うかなとまず考えて、そこから入って、その時代の音やファッションを考えつつ、今の感覚を少し入れていくと、こんなのいいんじゃないかという。自分の中でイメージがブワーッと湧きやすいですね。(音楽を)分かって下さる方には、すぐに伝わり易いですね(笑)。ホントに音楽好きで良かったなと思いますね。

※注1/COOKIE SCENE:1997年3月から2009年12月まで隔月刊ないし月刊で刊行されていた、フリーランスA&R 伊藤 英嗣氏が自費出版で創刊した音楽雑誌。現在はWEB媒体として運営。
※注2/LITTLEBIG:東京初、人気ファッションブランド。

次回は pt.3は、MACKDADDYとのコラボレーションについてや、さらに濃い音楽話に進んでいきます。乞うご期待!

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