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迷惑メール・フィッシングメール

「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」は迷惑メール?9,000円の領収書メールを調べてみた

※本記事には広告・PRが含まれています。

Apple Storeを名乗る「ご購入ありがとうございます」迷惑メールと9,000円の領収書

「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」という件名のメールが届きました。

メールを開いてみるとApple(アップル)のロゴと「領収書」が表示され、Apple Gift Cardを2枚、合計9,000円購入したという内容になっています。

Apple Gift Cardを購入した覚えがなければ、「誰かに勝手に購入された?」と驚いてしまいますよね。

さらにメールには「キャンセルしたい」というボタンがあり、Apple.pngやgiftcard.pngのほか、HTML形式と思われるファイルも添付されていました。

そこで今回は、実際に届いたメールの送信元や内容を確認し、Apple公式の案内とも比較してみました。

「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」というメールが届いた

実際に届いたメールがこちらです。

Apple Storeを名乗る「ご購入ありがとうございます」メールと9,000円の領収書

受信したのは2026年9月4日14時39分です。

件名には「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」と表示されていました。

メールの表示名も「Apple Store」になっているため、件名と表示名だけを見るとAppleから届いた購入メールのようにも見えます。

しかし、実際に表示されていた送信元メールアドレスは次のものでした。

noreply@noreplysender.blkyet.com

表示名だけで送信元を判断せず、実際のメールアドレスまで確認することが大切です。

Apple Gift Cardを9,000円購入したという領収書になっている

メール本文は「領収書」という形式になっており、今回確認できた内容は次のとおりです。

項目 メールに記載されていた内容
利用店名 Apple Store
日付 2026年9月4日
注文番号 MGTRCOXQJP
書類番号 248263408032
商品 Eメールで贈るApple Gift Cardを購入
単価 4,500円
数量 2枚
合計 9,000円

身に覚えがなければ、特に「合計 JPY 9,000」という表示が気になるところです。

こうした場合でも、メール内に用意されたボタンから確認するのではなく、自分でAppleの公式サイトや端末の設定を開いて購入履歴を確認する方が安全です。

このApple Storeの購入メールは本物?Apple公式情報と比較

Appleは公式サポートで、App StoreやiTunes Storeなどの購入に関するメールが本物か判断するためのポイントを案内しています。

Appleによると、正規の購入レシートには最新の請求先住所が記載されていると案内されています。

今回届いたメールのスクリーンショットでは、利用店名・日付・注文番号・書類番号・商品名・金額などは確認できますが、少なくとも表示されている範囲では請求先住所を確認できませんでした。

ただし、これだけを理由にメールの真偽を断定するのではなく、送信元やリンク、添付ファイルなども含めて確認する必要があります。

Apple公式の案内はこちらです。

Apple公式「App StoreやiTunes Storeからの正規のメールを識別する」

送信元「noreply@noreplysender.blkyet.com」を確認してみた

今回のメールで特に確認しておきたいのが送信元です。

メール上部には「Apple Store」と表示されていますが、実際の送信元はnoreply@noreplysender.blkyet.comとなっていました。

今回確認した範囲では、blkyet.comとAppleとの正当な関係を確認できる公開情報は見つけられませんでした。

もちろん、メールアドレスだけでドメインの所有者やメールの送信者について断定することはできません。

ただ、Apple公式もフィッシングメールを見分けるポイントの一つとして、送信者のメールアドレスが正規の会社名と一致しているか確認することを案内しています。

今回のメールで気になった6つのポイント

1.表示名は「Apple Store」でも送信元はblkyet.com

最初に気になったのは、表示名と実際の送信元メールアドレスです。

表示名だけを見ると「Apple Store」ですが、送信元にはnoreplysender.blkyet.comというドメインが表示されています。

Apple公式も、フィッシングを見分ける際には送信者のメールアドレスを確認するよう案内しています。

2.身に覚えのないApple Gift Card 9,000円の購入を表示

メールにはApple Gift Cardを4,500円で2枚購入し、合計9,000円を支払ったように表示されています。

購入した覚えがない場合、「不正利用されたのでは?」と心配になり、すぐにキャンセルしたくなる内容です。

しかし、身に覚えのない購入メールが届いた場合ほど、メールに表示されたリンクやボタンからではなく、Appleの購入履歴を直接確認した方が安全です。

3.「キャンセルしたい」というボタンを押したくなる構成

メールには次のような説明があります。

この取引について誤って購入された場合や不明な点がある場合は、リンクから取引をキャンセルできるという内容です。

その直下には「キャンセルしたい」という目立つ青いボタンが設置されています。

9,000円という金額を見た直後なので、身に覚えがない人ほど反射的に押したくなりそうな配置です。

こうしたメールが届いても、ボタンを押して確認する必要はありません。

4.Apple公式が説明する正規レシートの特徴も確認したい

Apple公式によると、App StoreやiTunes Storeなどの正規の購入レシートには最新の請求先住所が記載されています。

今回のメールには「領収書」と表示されていますが、スクリーンショットで確認できる範囲には請求先住所が見当たりません。

またAppleは、疑わしい購入通知を受け取った場合には購入履歴を調べることも案内しています。

見た目がAppleらしいかどうかだけではなく、自分のApple Accountに実際の購入記録が存在するかを確認するのが重要です。

5.Apple.pngなど3つの添付ファイルが付いている

メール下部には「添付ファイル」と表示され、スクリーンショットでは3つのファイルを確認できます。

Apple Storeを名乗るメールのキャンセルボタンと3つの添付ファイル

確認できるファイル名は次のとおりです。

  • Apple.png
  • giftcard.png
  • giftcard_.html と読めるファイル

AppleロゴやGift Cardの画像に見えるファイルだけでなく、HTML形式と思われるファイルまで添付されている点は確認しておきたいところです。

6.HTML形式と思われる添付ファイルもある

3つ目については、スクリーンショット上では「giftcard_.html」と読めます。

今回は安全面を考えて、この添付ファイルを開いて内容を確認することはしていません。

そのため、このファイルの中に何が入っているのか、開いた場合に何が起きるのかについては断定できません。

Apple公式も、思い当たるふしのないメールにファイルが添付されていることを、詐欺メールで見られる兆候の一つとして挙げています。

不審なメールに付いているファイルは、内容を確かめる目的でも安易に開かない方がよいでしょう。

本当にAppleで9,000円購入されていないか確認する方法

「でも、本当に9,000円使われていたらどうしよう?」という点が一番心配ですよね。

その場合も、今回届いたメールの「キャンセルしたい」ボタンから確認する必要はありません。

Apple公式では、Apple Accountに関連する購入履歴を確認する方法を案内しています。

Apple公式「App StoreやほかのAppleメディアサービスの購入履歴を確認する」

iPhoneならApp Storeを開き、自分のアカウントから「購入履歴」を確認できます。

Apple公式によると、購入した内容がはっきり分からない場合でも、正確な金額が分かっていればその金額から検索できます。

今回なら9,000円の購入記録が実際に存在するかを確認する方法があります。

なお、Apple Gift Cardそのものの購入経路などによって確認方法が異なる可能性もあるため、メールの記載だけで判断せず、必要に応じてApple公式サポートから確認してください。

「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」が届いたらどうする?

メールの「キャンセルしたい」を押さない

身に覚えのない9,000円の購入を見ると急いでキャンセルしたくなりますが、メール内のボタンを使わずに確認しましょう。

添付ファイルを開かない

今回のように、身に覚えのないメールに画像やHTMLなどの添付ファイルが付いている場合は、安易に開かないようにします。

Appleの購入履歴を直接確認する

メールから移動するのではなく、普段使っているiPhoneのApp StoreやApple公式サイトなどから購入履歴を確認します。

そこで実際の購入記録と照合する方が安全です。

不審なメールはAppleへ報告できる

Appleは、Appleを装った不審なメールを受け取った場合の報告方法も案内しています。

Apple公式によると、Appleを装った迷惑メールはreportphishing@apple.comへ転送して報告できます。

Apple公式「セキュリティ関連の問題でお困りの場合」

すでにApple Accountやパスワードを入力してしまった場合

メールから移動したページでApple Accountやパスワードなどを入力してしまった場合は、そのまま放置せずApple公式の案内を確認してください。

Appleでは、第三者によるApple Accountへのアクセスが疑われる場合の確認方法や対処方法を案内しています。

Apple公式「Apple Accountの不正利用が疑われる場合」

まとめ|キャンセルボタンや添付ファイルから確認しない

今回は「【Apple Store】ご購入ありがとうございます」という件名で届いたメールを調べました。

実際に確認できた主な内容は次のとおりです。

  • 表示名は「Apple Store」
  • 送信元はnoreply@noreplysender.blkyet.com
  • Apple Gift Cardを4,500円×2枚購入したという内容
  • 合計金額は9,000円
  • 「キャンセルしたい」というボタンがある
  • Apple.pngなど3つの添付ファイルがある
  • その中にgiftcard_.htmlと読めるファイルもある

Apple公式も、送信元が正規企業と一致しないメールや、思い当たるふしのない添付ファイルなどに注意するよう案内しています。

身に覚えのない9,000円の購入通知を見ると焦ってしまいますが、メール内の「キャンセルしたい」を押したり、添付ファイルを開いたりして確認する必要はありません。

まずはAppleの公式サイトやApp Storeなどを自分で開き、購入履歴に実際の記録があるか確認してみてください。

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