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DMMビットコイン サイバー攻撃は北朝鮮が原因?482億円流出の手口と補償・サービス終了を調査!

DMMビットコインのサイバー攻撃による約482億円相当のビットコイン流出事件を解説

「DMMビットコインがサイバー攻撃を受けたって本当?」「482億円ものビットコインはどうなったの?」「利用者のお金は返ってきた?」と気になっている人もいるのではないでしょうか。

2024年5月31日、暗号資産交換業者のDMM Bitcoin(DMMビットコイン)で、4,502.9BTC、当時の価格で約482億円相当のビットコインが不正流出しました。

その後、2024年12月24日、警察庁は米国のFBIなどとともに、北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループ「TraderTraitor(トレイダートレイター)」による窃取だったと特定したことを発表しています。

さらにDMM Bitcoinは事業継続を断念し、2025年3月8日に暗号資産取引サービスを終了。顧客の口座と預かり資産はSBI VCトレードへ移管されました。

この記事では、DMMビットコインのサイバー攻撃の経緯、犯行グループ、侵入手口、482億円の被害、顧客への補償、金融庁の行政処分、サービス終了後の対応について、公式資料をもとに詳しく解説します。

※本記事は2026年10月22日時点で確認できる公的機関・関係企業の公式資料をもとに作成しています。被害額は事件発生当時の評価額です。

  1. DMMビットコインのサイバー攻撃・482億円流出は本当?
  2. DMMビットコインとは?DMM.com全体が被害を受けたの?
  3. 482億円のビットコインはどのように盗まれた?
    1. ① 北朝鮮を背景とするTraderTraitorが関与
    2. ② LinkedInで採用担当者になりすまして接触
    3. ③ 委託先Gincoの通信システムへ不正アクセス
    4. ④ 正規の取引リクエストを改ざんしてBTCを窃取
  4. DMMビットコインのサイバー攻撃はいつ起きた?時系列まとめ
  5. 流出した482億円はどうなった?利用者への補償は?
    1. 顧客の預かりビットコイン全量を補償する方針を公表
    2. 盗まれたビットコインが回収されたわけではない
    3. 顧客の口座・預かり資産はSBI VCトレードへ移管
    4. 一部顧客の資産反映は2025年3月9日午前4時ごろに完了
  6. 金融庁がDMM Bitcoinに業務改善命令を出した理由
  7. DMM Bitcoinはなぜサービス終了・廃業することになった?
  8. DMM Bitcoinの利用者は現在どうすればよい?
    1. ① SBI VCトレードの移管案内を確認する
    2. ② 移管された日本円・暗号資産の残高を確認する
    3. ③ 移管を装ったフィッシング詐欺に注意する
    4. ④ 不明な点は公式サポートへ問い合わせる
  9. 今回のサイバー攻撃から分かるセキュリティ上の問題
    1. 外部委託先もサイバー攻撃の標的になる
    2. 採用活動を装う攻撃にも注意が必要
    3. ログイン情報だけでなくセッション情報も重要
    4. 暗号資産は不正送金後の回収が難しい場合がある
  10. DMMビットコインのサイバー攻撃に関するよくある質問
    1. Q. DMM Bitcoinから本当に482億円が盗まれたのですか?
    2. Q. 犯人は北朝鮮のハッカー集団ですか?
    3. Q. DMM Bitcoinの利用者のお金は返ってきましたか?
    4. Q. 盗まれた482億円は回収されたのですか?
    5. Q. DMM Bitcoinは現在も利用できますか?
    6. Q. DMM.comの動画配信や通販もサイバー攻撃を受けたのですか?
    7. Q. 個人情報も漏えいしたのですか?
  11. まとめ|DMM Bitcoinの482億円流出は北朝鮮系サイバー攻撃と特定
  12. 参考資料・公式発表

DMMビットコインのサイバー攻撃・482億円流出は本当?

結論からいうと、DMM Bitcoinから約482億円相当のビットコインが不正に流出したことは事実です。

今回の事件では、顧客の個人情報漏えいではなく、暗号資産そのものが攻撃者の管理するウォレットへ移されたことが中心的な被害でした。

項目 事件の概要
被害企業 株式会社DMM Bitcoin
事件発生日 2024年5月31日
不正流出した暗号資産 ビットコイン(BTC)
流出数量 4,502.9BTC
当時の評価額 約482億円
攻撃グループ TraderTraitor(北朝鮮を背景とするグループ)
主な攻撃手口 委託先従業員へのソーシャルエンジニアリング、セッション情報の悪用、取引リクエストの改ざん
行政対応 2024年9月26日に業務改善命令
サービス終了 2025年3月8日
顧客資産の移管先 SBI VCトレード株式会社

この事件では、単にシステムへ不正アクセスされたのではなく、実際に大量のビットコインが窃取された点が大きな特徴です。

DMMビットコインとは?DMM.com全体が被害を受けたの?

DMM Bitcoinは、DMMグループの暗号資産交換業者として、ビットコインなどの売買サービスを提供していた会社です。

今回の不正流出は、DMM Bitcoinの暗号資産管理に関わる事件です。

「DMM」という名称が付いているため、DMM.comの動画配信、電子書籍、通販などのサービスまで被害を受けたのではないかと心配する人もいるかもしれません。

しかし、今回確認した公式資料から、DMMグループのすべてのサービスで個人情報や決済情報が流出したと判断することはできません。

DMM Bitcoinの暗号資産流出事件と、DMMグループ全体の個人情報漏えいは区別する必要があります。

482億円のビットコインはどのように盗まれた?

2024年12月24日、警察庁はFBIなどと連携して、今回の攻撃手口を公表しました。

特徴的だったのは、DMM Bitcoinだけを直接狙うのではなく、暗号資産ウォレットの管理に関わる外部企業の従業員が攻撃の入り口となった点です。

① 北朝鮮を背景とするTraderTraitorが関与

警察庁は、DMM Bitcoinからビットコインを窃取した攻撃グループを「TraderTraitor」と特定しました。

TraderTraitorは、北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループで、Lazarus Group(ラザルスグループ)の一部とされています。

これは警察庁と米国当局による捜査・分析に基づく評価です。

② LinkedInで採用担当者になりすまして接触

警察庁によると、攻撃グループは2024年3月下旬、ビジネス向けSNS「LinkedIn」で採用担当者になりすまし、暗号資産ウォレット関連企業「Ginco」の従業員に接触しました。

標的となったのは、ウォレット管理システムへのアクセス権を持つ従業員です。

攻撃者は採用前試験を装い、GitHub上に保存された悪意あるPythonスクリプトへのURLを送付しました。

警察庁が公表した攻撃手口では、この悪意あるコードを通じて従業員が侵害されたと説明されています。

このように、人の心理や信頼関係を悪用して情報や権限を得ようとする攻撃を「ソーシャルエンジニアリング」と呼びます。

③ 委託先Gincoの通信システムへ不正アクセス

2024年5月中旬以降、攻撃者は盗用したセッションクッキーの情報を悪用し、侵害された従業員になりすましました。

そして、Gincoの暗号化されていない通信システムへ不正アクセスしたと、警察庁は説明しています。

セッションクッキーとは、ログイン状態などを維持するために使われる情報の一種です。

これが悪用されると、正規の利用者になりすましてシステムにアクセスされるおそれがあります。

今回の攻撃では、DMM Bitcoinの外部委託先であるGincoの従業員と通信システムが侵入経路として悪用されたことが重要なポイントです。

④ 正規の取引リクエストを改ざんしてBTCを窃取

警察庁によると、攻撃者は不正アクセスで得た権限を利用し、DMM Bitcoinの従業員による正規の取引リクエストを改ざんしたとされています。

その結果、4,502.9BTCが攻撃者の管理するウォレットへ移されました。

つまり、今回の事件は、一般利用者のパスワードを盗んで個別の口座から送金したという単純なものではありません。

外部委託先への侵入から、業務上の取引指示の改ざんへとつながった攻撃だったことが、警察庁の発表から分かります。

参考:警察庁|TraderTraitorによる暗号資産関連事業者へのサイバー攻撃について

DMMビットコインのサイバー攻撃はいつ起きた?時系列まとめ

日付 主な出来事
2024年3月下旬 攻撃グループがLinkedInでGinco従業員に接触
2024年5月中旬以降 盗用したセッション情報を悪用してGincoの通信システムへアクセス
2024年5月31日 DMM Bitcoinから4,502.9BTC、約482億円相当が不正流出
2024年6月 顧客資産の補填に向けた資金調達を実施
2024年9月26日 関東財務局が業務改善命令を発出
2024年12月2日 SBI VCトレードへの口座・預かり資産移管に向けた基本合意を公表
2024年12月24日 警察庁とFBIなどがTraderTraitorによる攻撃と特定したことを公表
2024年12月25日 SBI VCトレードへの資産移管に関する本契約を発表
2025年3月8日 DMM Bitcoinがサービス終了。口座・預かり資産をSBI VCトレードへ移管
2025年3月9日 一部顧客で遅れていた移管資産の口座反映が午前4時ごろに完了

事件発生から約9か月後に、DMM Bitcoinは暗号資産取引サービスを終了することになりました。

流出した482億円はどうなった?利用者への補償は?

今回の事件で最も気になるのが、盗まれたビットコインと利用者の預かり資産がどうなったのかという点でしょう。

ここでは、「顧客資産の補償」「攻撃者からの資産回収」「SBI VCトレードへの資産移管」を分けて説明します。

顧客の預かりビットコイン全量を補償する方針を公表

DMM Bitcoinは事件後、流出した顧客の預かりビットコインについて、全量を補償する方針を示しました。

また、2024年6月には、グループ会社からの増資480億円と長期借入れ20億円による資金調達を実施しています。

これは、流出したビットコインの補填に向けた資金確保の一環です。

ただし、「全量補償する方針を公表した」という事実と、「すべての利用者に現金が返金された」という説明は同じではありません。

その後、DMM Bitcoinの顧客口座と預かり資産は、SBI VCトレードへの移管という形で引き継がれています。

盗まれたビットコインが回収されたわけではない

顧客資産の補償と、攻撃者に盗まれたビットコインそのものの回収は別の問題です。

警察庁は、盗まれたビットコインがTraderTraitorの管理するウォレットへ移されたと説明しています。

今回確認した公式資料では、流出した4,502.9BTCの全量が攻撃者から回収されたとする発表は確認できませんでした。

そのため、「482億円が犯人から返還された」と説明するのは正確ではありません。

顧客の口座・預かり資産はSBI VCトレードへ移管

DMM Bitcoinは事業継続を断念し、顧客の口座と預かり資産をSBI VCトレードへ移管することになりました。

SBI VCトレードが2024年12月25日に公表した内容によると、移管対象の預かり資産は主に次のとおりです。

  • 日本円
  • 現物暗号資産
  • 取引に関する報告書などの関連情報

また、対象となる顧客の口座登録情報や本人確認書類などについても、法令に基づいて移管することが案内されました。

一方、レバレッジ取引の未決済ポジションは移管対象外とされており、すべての取引条件がそのまま引き継がれたわけではありません。

2025年3月8日には、DMM Bitcoinのサービス終了に伴い、顧客の口座と預かり資産の移管が実施されました。

一部顧客の資産反映は2025年3月9日午前4時ごろに完了

移管当日には、一部の利用者で預かり資産がSBI VCトレードの口座へ反映されるまでに遅延が発生しました。

SBI VCトレードの公式発表によると、当初は2025年3月8日14時までに反映を完了する予定でしたが、一部の顧客で遅延し、3月9日午前4時ごろに反映が完了しています。

また、初回ログイン時のパスワード再設定に関する不具合についても、解消したことが案内されています。

このため、事件後の対応を説明する際には、補償方針の発表だけでなく、実際の資産移管と一部反映遅延の解消まで確認することが重要です。

参考:SBI VCトレード|DMM Bitcoinからの移管における不具合の解消について

金融庁がDMM Bitcoinに業務改善命令を出した理由

2024年9月26日、関東財務局はDMM Bitcoinに対し、資金決済法第63条の16に基づく業務改善命令を発出しました。

金融庁も同日、行政処分について公表しています。

行政処分では、暗号資産の流出に至った原因の分析・究明や、システムリスク管理、暗号資産の管理態勢などの改善が求められました。

主な改善命令の内容は次のとおりです。

  • 流出事件の具体的な事実関係と根本原因の分析・究明
  • 顧客への適切な対応
  • システムリスク管理態勢の見直し
  • 暗号資産の管理態勢の見直し
  • 経営管理態勢などの改善
  • 再発防止策の策定と実施

今回の行政処分は、単に攻撃を受けたという理由だけではなく、暗号資産交換業者として必要な管理態勢の問題を踏まえたものです。

なお、業務改善命令は行政処分であり、それ自体が刑事罰や罰金を意味するものではありません。

参考:金融庁|株式会社DMM Bitcoinに対する行政処分について

DMM Bitcoinはなぜサービス終了・廃業することになった?

DMM Bitcoinは、2024年12月にSBI VCトレードへの顧客口座・預かり資産の移管を発表しました。

その後、2025年3月8日をもって暗号資産取引サービスを終了しています。

大規模な不正流出の後、利用者の資産を保護しながら事業を継続することは容易ではありません。

今回の事件では、顧客資産の補填、金融庁からの改善命令、取引サービスの制限など、複数の課題が発生しました。

こうした状況の中、DMM Bitcoinは顧客の口座と預かり資産を他の暗号資産交換業者へ移管する方針を選びました。

ただし、サービス終了に至った経営判断について、公式資料で確認できない内部事情や特定の理由を断定することは避ける必要があります。

DMM Bitcoinの利用者は現在どうすればよい?

DMM Bitcoinの暗号資産取引サービスは2025年3月8日で終了しています。

以前DMM Bitcoinを利用していた人は、SBI VCトレードの公式案内を確認してください。

① SBI VCトレードの移管案内を確認する

以前DMM Bitcoinに口座を持っていた場合は、SBI VCトレードの公式サイトにある移管案内を確認しましょう。

初回ログイン方法、口座統合、移管後の取引サービスなどについて説明されています。

SBI VCトレード|DMM Bitcoinからの移管特設サイト

② 移管された日本円・暗号資産の残高を確認する

移管対象だった人は、SBI VCトレードの正規サイトやアプリからログインし、口座残高を確認してください。

2025年3月の移管時には一部顧客の資産反映に遅延がありましたが、SBI VCトレードは3月9日午前4時ごろに反映が完了したと公表しています。

現在も残高や取引履歴に不明な点がある場合は、公式サポートへ問い合わせましょう。

③ 移管を装ったフィッシング詐欺に注意する

「DMM Bitcoinの補償金を受け取るには手数料が必要」「移管口座を有効化するために秘密鍵を入力してほしい」などの不審な連絡には注意が必要です。

暗号資産の秘密鍵、シードフレーズ、ワンタイムパスワードなどを第三者へ教えてはいけません。

なお、これは一般的な詐欺対策であり、今回の事件に関連して特定の詐欺が確認されたと断定するものではありません。

④ 不明な点は公式サポートへ問い合わせる

移管後の口座や預かり資産について確認したい場合は、SBI VCトレードの公式サイトに掲載されている問い合わせ窓口を利用しましょう。

検索広告やSNSのメッセージに記載されたURLを安易に信用せず、正規のドメインであることを確認することが大切です。

DMMビットコインのサイバー攻撃による約482億円相当のビットコイン流出事件をまとめた図解

今回のサイバー攻撃から分かるセキュリティ上の問題

今回の事件は、暗号資産を管理する企業だけでなく、一般の企業や個人にとっても重要な教訓を含んでいます。

外部委託先もサイバー攻撃の標的になる

攻撃者は、DMM Bitcoinに直接侵入するのではなく、暗号資産ウォレット管理に関わる外部企業の従業員を標的にしました。

企業が自社のシステムを保護していても、委託先の権限や通信経路を通じて攻撃が及ぶ場合があります。

採用活動を装う攻撃にも注意が必要

今回の事件では、LinkedInを通じた採用担当者へのなりすましが攻撃の始まりでした。

求人や採用試験、プログラムの確認依頼などを装って、不正なファイルやコードを実行させる手口には注意が必要です。

ログイン情報だけでなくセッション情報も重要

警察庁は、攻撃者が盗用したセッションクッキーの情報を悪用したと説明しています。

パスワードの管理だけでなく、不審なプログラムの実行防止、端末の保護、アクセス権限の適切な管理なども重要です。

暗号資産は不正送金後の回収が難しい場合がある

暗号資産の取引はブロックチェーン上に記録されますが、送金先を追跡できることと、実際に資産を取り戻せることは同じではありません。

そのため、暗号資産交換業者には、資産管理の仕組みや不正送金を防ぐ内部統制が求められます。

DMMビットコインのサイバー攻撃に関するよくある質問

Q. DMM Bitcoinから本当に482億円が盗まれたのですか?

はい。2024年5月31日に4,502.9BTC、当時の価格で約482億円相当のビットコインが不正流出しました。

Q. 犯人は北朝鮮のハッカー集団ですか?

警察庁は2024年12月24日、FBIなどと共同で、北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループ「TraderTraitor」による窃取と特定したと発表しました。

Q. DMM Bitcoinの利用者のお金は返ってきましたか?

DMM Bitcoinは流出した顧客の預かりビットコインを全量補償する方針を公表しました。その後、顧客の口座と預かり資産は2025年3月8日にSBI VCトレードへ移管され、一部顧客で遅れていた資産の口座反映も3月9日午前4時ごろに完了したと公表されています。

ただし、すべての利用者へ現金で返金されたという意味ではありません。個別の口座残高や移管状況は、SBI VCトレードの公式窓口で確認してください。

Q. 盗まれた482億円は回収されたのですか?

今回確認した公式資料では、攻撃者に窃取された4,502.9BTCの全量が回収されたとする発表は確認できませんでした。顧客資産の補償と、盗まれた暗号資産の回収は別の問題です。

Q. DMM Bitcoinは現在も利用できますか?

いいえ。DMM Bitcoinの暗号資産取引サービスは2025年3月8日に終了しました。顧客の口座と預かり資産はSBI VCトレードへ移管されています。

Q. DMM.comの動画配信や通販もサイバー攻撃を受けたのですか?

今回確認した資料で公表されている被害は、DMM Bitcoinの暗号資産流出事件です。この事件を根拠に、DMM.comの動画配信や通販など、グループ内のすべてのサービスが被害を受けたと判断することはできません。

Q. 個人情報も漏えいしたのですか?

今回の事件で確認された中心的な被害はビットコインの不正流出です。今回確認した公的機関・関係企業の資料から、顧客の個人情報が大量に外部流出したと断定することはできません。

まとめ|DMM Bitcoinの482億円流出は北朝鮮系サイバー攻撃と特定

DMMビットコインのサイバー攻撃事件について、重要なポイントをまとめます。

  • 2024年5月31日、DMM Bitcoinから4,502.9BTC、約482億円相当が不正流出した
  • 警察庁とFBIなどは、北朝鮮を背景とするTraderTraitorによる窃取と特定した
  • 攻撃者は委託先のGinco従業員に採用担当者を装って接触した
  • 悪意あるPythonコードやセッション情報の悪用を通じて、正規取引のリクエストが改ざんされた
  • DMM Bitcoinは顧客の預かりビットコイン全量を補償する方針を示した
  • 2024年9月26日、関東財務局から業務改善命令を受けた
  • 2025年3月8日にサービスを終了し、顧客の口座・預かり資産はSBI VCトレードへ移管された
  • 一部顧客で遅れていた移管資産の口座反映は、2025年3月9日午前4時ごろに完了した

今回の事件は、外部委託先の従業員を狙った巧妙なサイバー攻撃が、大規模な暗号資産の窃取につながった事例です。

また、顧客資産の補償と攻撃者からの資産回収は別の問題であることも押さえておきましょう。

以前DMM Bitcoinを利用していた人は、SBI VCトレードの公式案内で口座と預かり資産の状況を確認してください。

参考資料・公式発表

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