楽天モバイルについて、「サイバー攻撃を受けたことはあるの?」「eSIMが勝手に契約されるって本当?」「電話番号を乗っ取られた場合はどうすればよい?」と心配している方もいるのではないでしょうか。
結論からいうと、楽天モバイルでは、第三者が不正に取得した楽天IDやパスワードを悪用し、eSIM回線などを不正契約する事件が実際に発生しています。
さらに、2025年8月には、不正アクセスによる通信関連情報の漏えいや総務省への報告の遅れについて、楽天モバイルが行政指導を受けました。
また、2026年10月には、別の不正アクセス事案や、支払い証明書を第三者が閲覧できる可能性があった問題についても公式に公表されています。
この記事では、楽天モバイルで実際に発生した不正アクセス事件、eSIM乗っ取りの仕組み、情報漏えいの内容、身に覚えのない回線契約の確認方法、被害時の対処法やセキュリティ対策を解説します。
※この記事は2026年10月23日時点で確認できた公式発表・報道資料をもとに作成しています。
- 楽天モバイルはサイバー攻撃を受けた?調査結果を紹介
- 2025年に楽天モバイルのeSIMが不正契約された事件とは?
- 楽天モバイルはなぜ総務省から行政指導を受けた?
- 2026年10月に公表された楽天モバイルの情報漏えい事案
- 楽天モバイルのeSIM乗っ取りとは?不正契約との違い
- 楽天モバイルのeSIMが乗っ取られた場合の危険性
- 楽天モバイルで不正契約やeSIM乗っ取りを確認する方法
- 楽天モバイルのeSIM乗っ取り・不正利用に遭った場合の対処法5ステップ
- 楽天モバイルのフィッシング詐欺はどのような手口?
- 楽天モバイルの不正アクセスやeSIM乗っ取りを防ぐ7つの対策
- 楽天市場の1億100万件の情報流出の噂とは別の問題?
- 楽天モバイルのサイバー攻撃・eSIM乗っ取りに関するよくある質問
- まとめ|楽天モバイルでは実際に不正アクセスやeSIM不正契約が発生
- 参考資料・公式情報
楽天モバイルはサイバー攻撃を受けた?調査結果を紹介
楽天モバイルでは、第三者による不正ログインやeSIMの不正契約、通信関連情報への不正アクセスが実際に確認されています。
ただし、不正アクセスが発生したことと、楽天モバイルの社内システムがランサムウェアなどで攻撃されたことは同じではありません。
まず、主な事案を整理します。
| 時期 | 事案 | 確認できた内容 |
|---|---|---|
| 2024年4月 | eSIMの不正再発行 | フィッシングサイトなどで盗まれた楽天ID・パスワードを悪用し、既存のSIMをeSIMとして不正に再発行する事案について注意喚起 |
| 2023年5月~2025年2月 | eSIMなどの不正契約 | 第三者が不正取得した認証情報を使い、回線を不正に追加契約 |
| 2025年8月19日 | 総務省による行政指導 | 通信の秘密に関わる情報の漏えいや報告遅延などを問題視 |
| 2025年2月~2026年1月 | 複数回の不正アクセス | 社外で不正取得された認証情報により、顧客情報が第三者に閲覧可能となった事案を公表 |
| 2026年6月 | 支払い証明書の脆弱性 | 特殊な操作によって第三者が証明書を閲覧できる可能性を確認。6月20日に改修 |
| 2026年10月13日 | 公式情報の公表・更新 | 特定利用者情報の漏えい事案と支払い証明書の問題について案内 |
このように、楽天モバイルでは複数のセキュリティ関連事案が発生しています。
ただし、それぞれ発生時期や手口、被害内容が異なるため、分けて確認することが重要です。
2025年に楽天モバイルのeSIMが不正契約された事件とは?
第三者が盗んだ楽天IDとパスワードを悪用
楽天モバイルは2025年2月27日、第三者が不正に入手したIDやパスワードを使用し、複数の回線を契約してモバイル通信サービスを利用していたことを公表しました。
この問題では、第三者が正規の利用者になりすまして「my 楽天モバイル」にログインし、追加回線を申し込む仕組みが悪用されました。
2025年8月の報道によると、2023年5月から2025年2月にかけて、犯罪グループが不正に取得した認証情報を使い、eSIM回線などを契約していたとされています。
重要なのは、楽天モバイルのシステムからID・パスワードが流出したと確認されたわけではなく、社外で不正に入手された認証情報が悪用されたという点です。
7,002回線・4,609人に関係する問題
2025年8月の報道では、少なくとも7,002回線・4,609人分の通信関連情報が閲覧された可能性があるとされています。ただし、7,002回線すべてで既存の電話番号が乗っ取られたという意味ではありません。
| 項目 | 報道された数字 |
|---|---|
| 影響に関係する回線数 | 少なくとも7,002回線 |
| 影響に関係する利用者数 | 4,609人 |
| 不正利用が行われた期間 | 2023年5月~2025年2月 |
また、この事件で悪用されたのは、既存利用者が追加のeSIM回線を申し込む際の本人確認の仕組みでした。
出典:ケータイ Watch|総務省が楽天モバイルに行政指導、不正ログイン・不正契約と報告遅れ
楽天モバイルは不正契約にどう対応した?
楽天モバイルの公式発表によると、不正に契約された回線を検知した場合、次のような対応を実施しています。
- 不正検知のための24時間365日のモニタリング
- 対象アカウントのパスワードリセット
- 利用者への連絡
- 不正契約された回線の利用停止
- 対象回線の契約解除
- 疑わしい本人確認書類の警察への照会
- 追加回線の申し込み後にSMSで確認する取り組み
また、警察の捜査に協力していることも公表しています。
楽天モバイルはなぜ総務省から行政指導を受けた?
2025年8月19日、総務省は楽天モバイルに対して、電気通信事業法に基づく文書による行政指導を実施しました。
問題視されたのは、不正アクセスに伴う通信の秘密に関する情報の漏えいと、総務省への報告が遅れたことです。
通信の秘密に関する情報が漏えい
報道によると、不正アクセスによって漏えいした可能性がある情報には、次のようなものが含まれます。
- 連絡先電話番号
- SMSの送受信先
- 通信時間などの通信関連情報
通信の秘密とは、通信内容だけでなく、誰といつ通信したかといった情報も含めて保護する考え方です。
そのため、メッセージ本文が流出していなくても、通信相手や通信日時などが漏えいすれば重大な問題になります。
総務省への報告が遅れたことも問題に
2025年8月の報道では、楽天モバイルは少なくとも同年2月27日までに情報漏えいを認識していた一方、総務省への報告は6月17日だったとされています。
総務省は、利用者への対応や被害拡大の防止に加えて、社内の報告体制の見直しなどを求めました。
出典:総務省|楽天モバイル株式会社に対する行政指導に関する報道資料
2026年10月に公表された楽天モバイルの情報漏えい事案
楽天モバイルは2026年10月13日、特定利用者情報の漏えい事案について公式サイトの情報を更新しました。
公表された内容には、2025年2月から2026年1月にかけて発生した不正アクセスと、2026年6月に確認された支払い証明書の脆弱性が含まれています。
2025年2月~2026年1月に複数回の不正アクセス
楽天モバイルの公式発表によると、社外で不正に取得されたIDとパスワードを使った第三者の不正アクセスにより、顧客情報が第三者に閲覧可能となる事象が複数回発生しました。
対象となった可能性のある情報は次のとおりです。
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
- 通話先電話番号
- SMS送受信先
- 通信時間
- データ利用量
楽天モバイルは、不正アクセスの対象となった利用者に連絡し、パスワード変更の依頼などの再発防止措置を講じたと説明しています。
なお、この公表内容だけで、対象となったすべての情報が第三者に実際に閲覧されたと断定することはできません。
2026年6月には支払い証明書の脆弱性も確認
楽天モバイルは2026年10月13日、「my 楽天モバイル」からダウンロードできる支払い証明書について、第三者が閲覧できる可能性があったことを公表しました。
通常の利用では行わない特殊な操作を意図的に実行することで、第三者が証明書を閲覧できる可能性があったというものです。
支払い証明書には、次のような情報が含まれていました。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- データ利用量
- 利用料金
- その他の明細情報
一方、楽天モバイルは、クレジットカードなどの金融情報や通話履歴は含まれていないと説明しています。
この問題については、2026年6月20日にシステム改修などの対応が完了しました。
また、確認できる範囲の記録を調査した結果、第三者による実際の閲覧は確認されていないと公表しています。
したがって、「2026年6月に支払い証明書が大量流出した」と断定するのは適切ではありません。
出典:楽天モバイル|支払い証明書の第三者閲覧の可能性について
楽天モバイルのeSIM乗っ取りとは?不正契約との違い
楽天モバイルの不正アクセス問題では、「eSIMの不正契約」と「eSIMの不正再発行」を区別することが重要です。
| 項目 | eSIM不正契約 | eSIM不正再発行 |
|---|---|---|
| 主な手口 | 他人の楽天IDを悪用して新しい回線を追加契約 | 利用中のSIMを第三者のeSIMとして再発行 |
| 主な被害 | 身に覚えのない回線契約や料金請求 | 既存の電話番号を第三者に使われるおそれ |
| 気付きやすい異変 | 契約回線数の増加、不審な請求 | 突然の圏外、SMSや通話の利用不能 |
| 重要な対応 | 不正回線の確認と契約・請求の調査依頼 | 回線停止、認証情報変更、正規のeSIM再発行 |
特に危険なのが、現在利用している電話番号を第三者に使われてしまうeSIMの不正再発行です。
2024年にはeSIM不正再発行について公式注意喚起
楽天モバイルは2024年4月23日、フィッシングサイトなどを通じて不正取得された楽天ID・パスワードを使い、利用中のSIMがeSIMとして再発行される事案について注意喚起しました。
第三者が利用者になりすましてeSIMを再発行すると、電話番号を悪用される危険性があります。
電話番号を使ったSMS認証を採用しているサービスでは、別のアカウントの不正利用につながるおそれもあります。
出典:楽天モバイル|身に覚えのないeSIMの再発行にご注意ください
楽天モバイルのeSIMが乗っ取られた場合の危険性
eSIMの不正再発行によって電話番号が第三者に使われると、携帯電話サービスだけでなく、ほかのオンラインサービスにも影響する可能性があります。
① 電話やSMSを受信できなくなる
第三者側のeSIMが有効になると、元のSIMで通話やSMSが利用できなくなる場合があります。
突然圏外になり、再起動しても回復しない場合などは、通信障害だけでなく不正再発行の可能性にも注意が必要です。
② SMS認証コードを悪用されるおそれ
電話番号を利用したSMS認証では、認証コードが第三者に届くことで、別のサービスのアカウントが不正利用される危険性があります。
ただし、電話番号を乗っ取られただけで、すべてのアカウントに自動的にログインされるわけではありません。
各サービスの認証方式や、第三者がほかの情報を入手しているかによって危険性は異なります。
③ 不正契約や身に覚えのない料金請求につながる
楽天IDを不正利用されると、知らない間に回線が追加契約されるおそれがあります。
その場合、契約内容や料金明細に身に覚えのない項目が表示される可能性があります。
楽天モバイルで不正契約やeSIM乗っ取りを確認する方法
楽天モバイルを利用している方は、次の項目を確認しましょう。
① my 楽天モバイルで契約回線を確認する
公式アプリまたは正規サイトの「my 楽天モバイル」にアクセスし、自分が契約している回線を確認してください。
契約した覚えのない電話番号や回線が表示されていないか確認しましょう。
不正ログインが疑われる場合は、安全な端末からアクセスし、楽天モバイルの案内に従ってください。
② 利用料金と請求明細を確認する
毎月の請求額や利用明細を確認し、身に覚えのない追加回線や利用料金が発生していないか調べましょう。
異常が見つかった場合は、画面の記録を残しておくと、問い合わせの際に役立ちます。
③ 楽天IDのログイン履歴を確認する
楽天モバイルは、ログイン通知機能の利用や、ログイン履歴の定期的な確認を推奨しています。
自分がログインしていない日時や、見覚えのないログインがないか確認しましょう。
④ 身に覚えのないeSIM再発行通知を確認する
自分で申し込んでいないeSIM再発行の通知が届いた場合は、不正利用の可能性があります。
通知に記載されたURLを不用意に開かず、公式アプリや正規サイトから状況を確認してください。
⑤ 突然の圏外やSMS受信不能にも注意する
電話やSMSが突然利用できなくなった場合、端末故障や通信障害など、さまざまな原因が考えられます。
ただし、eSIMの不正再発行が原因となる可能性もあるため、心当たりのない再発行通知などがないか確認し、必要に応じて楽天モバイルへ相談してください。
楽天モバイルのeSIM乗っ取り・不正利用に遭った場合の対処法5ステップ
実際に不正契約やeSIMの不正再発行が疑われる場合は、被害の拡大を防ぐことが最優先です。
① 楽天モバイルの公式サポートへ連絡する
まず、楽天モバイルの公式サポートに連絡し、不正ログインや身に覚えのない回線契約が疑われることを伝えましょう。
電話番号や問い合わせ方法は変更される可能性があるため、公式サイトで最新の窓口を確認してください。
なお、2026年6月に確認された支払い証明書の脆弱性については、楽天モバイルが専用問い合わせ先として「0800-600-6660」(年中無休9時~17時)を案内しています。
この番号は当該事案の問い合わせ先として公表されたものであり、eSIM乗っ取り全般の専用窓口ではありません。
② 必要に応じて楽天モバイル回線を停止する
eSIMの不正再発行が確認された場合、楽天モバイルは回線の利用停止を含む対応手順を案内しています。
不正な利用が続いている可能性がある場合は、公式案内やサポートの指示に従って回線停止を検討してください。
③ 楽天IDとパスワードを変更する
不正アクセスに使用された可能性がある楽天IDのパスワードを変更しましょう。
同じパスワードをほかのサービスでも使用している場合は、そちらも変更してください。
不審なアプリやマルウェアが端末に存在する疑いがある場合は、安全性を確認できる端末から操作することが重要です。
④ 正規の手順でeSIMを再発行する
楽天モバイルの公式案内では、身に覚えのないeSIM再発行が行われた場合の対応として、次の順序が示されています。
- 楽天モバイル回線の利用停止
- 楽天ID・パスワードの変更
- 楽天モバイル回線の利用再開
- eSIMの再発行
- eSIMプロファイルのダウンロード
実際の操作方法は端末や契約状況によって異なるため、楽天モバイルの公式案内を確認してください。
⑤ 不正契約や他サービスへの被害を確認する
回線の安全を確保した後は、契約内容や請求明細、楽天IDのログイン履歴などを確認しましょう。
さらに、SMS認証を利用している銀行、クレジットカード、SNS、メールなどのサービスについても、不審なログインや取引がないか確認してください。
金銭的な被害や第三者による不正利用が確認された場合は、関係するサービスの運営会社や警察への相談も検討しましょう。
楽天モバイルのフィッシング詐欺はどのような手口?
楽天モバイルを装うフィッシング詐欺では、SMSやメールに記載されたリンクから偽サイトに誘導し、楽天IDやパスワードを入力させようとする場合があります。
例えば、次のような内容には注意が必要です。
- 「お支払い情報を更新してください」
- 「アカウントの利用が制限されています」
- 「本人確認が必要です」
- 「eSIMの再発行手続きが必要です」
- 「セキュリティ確認のため認証コードを入力してください」
※上記は注意すべき文面の例であり、すべてが楽天モバイルの公式発表で確認された実際のメール件名という意味ではありません。
メールやSMSの差出人名が楽天モバイルになっていても、送信元が偽装されている可能性があります。
不審な連絡が届いた場合は、メッセージ内のリンクからログインせず、楽天モバイルの公式アプリや正規サイトから確認してください。
楽天モバイルの不正アクセスやeSIM乗っ取りを防ぐ7つの対策
① 楽天IDのパスワードを使い回さない
楽天IDには、ほかのサービスと異なるパスワードを設定しましょう。
別のサイトから流出したパスワードが使い回されていると、楽天モバイルへの不正ログインにつながる可能性があります。
② パスキー認証を活用する
楽天モバイルでは、パスキー認証を利用できるサービスがあります。
パスキーは、端末に登録された生体認証やPINコードなどを使ってログインする仕組みです。
正規のサイトでのみ認証できる仕組みのため、フィッシング詐欺によるパスワードの窃取リスクを減らすことができます。
出典:楽天モバイル|簡単に、安全にログインできるパスキー認証
③ ログイン通知とログイン履歴を確認する
楽天モバイルは、ログイン通知機能の利用とログイン履歴の定期的な確認を推奨しています。
身に覚えのないログインに早く気付くためにも、通知や履歴を確認する習慣をつけましょう。
④ メールアドレス以外の楽天ユーザIDを設定する
楽天モバイルは、楽天IDについて「メールアドレス以外をユーザIDとして使用する」設定を推奨しています。
ただし、この設定だけですべての不正アクセスを防げるわけではないため、パスワード管理やパスキーなどと組み合わせることが大切です。
⑤ SMSやメールのリンクからログインしない
楽天モバイルを名乗る連絡であっても、リンク先が偽サイトの可能性があります。
契約内容や支払い情報を確認する場合は、公式アプリや事前に登録した正規サイトのブックマークからアクセスしましょう。
⑥ 契約回線と利用料金を定期的に確認する
身に覚えのない追加回線や不審な請求がないか、「my 楽天モバイル」で確認しましょう。
不正契約を早期に発見することが、被害拡大の防止につながります。
⑦ スマートフォンを最新の状態に保つ
OSやアプリを適切に更新し、提供元が不明なアプリのインストールを避けましょう。
楽天モバイルは、マルウェアに感染した場合の対処法として、不審なアプリの削除や、各サービスのパスワード変更などを案内しています。
出典:楽天モバイル|ウイルスやマルウェアに感染した端末への対処方法
楽天市場の1億100万件の情報流出の噂とは別の問題?
楽天グループについては、楽天市場の会員情報が大量に流出したという噂も話題になっています。
しかし、今回紹介した楽天モバイルのeSIM不正契約や不正アクセス事件は、その噂とは別の問題です。
楽天市場は主にインターネット通販サービスである一方、楽天モバイルは携帯電話サービスを提供しています。
楽天IDなどの共通アカウントに関するセキュリティ対策は重要ですが、楽天モバイルの不正契約事件をもって、楽天市場の会員情報が1億100万件流出した証拠になるわけではありません。
楽天市場の情報流出の噂については、別の記事で詳しく解説しています。
楽天モバイルのサイバー攻撃・eSIM乗っ取りに関するよくある質問
Q1. 楽天モバイルは本当にサイバー攻撃を受けたのですか?
楽天モバイルでは、第三者が不正に取得した楽天ID・パスワードを悪用した不正アクセスやeSIMの不正契約が実際に確認されています。ただし、これらを楽天モバイルの社内システムへのランサムウェア攻撃などと同一視することはできません。
Q2. 楽天モバイルの7,002回線はすべて乗っ取られたのですか?
いいえ。7,002回線は、2025年に報道された不正アクセス・不正契約事件に関係する回線の規模です。すべての回線で既存の電話番号が乗っ取られたという意味ではありません。
Q3. 楽天モバイルで個人情報は漏えいしましたか?
楽天モバイルは、第三者による不正アクセスで顧客情報が閲覧可能となる事案が複数回発生したことを公表しています。対象情報には住所、電話番号、メールアドレス、通話先電話番号などが含まれます。
Q4. 2026年6月の支払い証明書の情報は流出したのですか?
楽天モバイルは、第三者が支払い証明書を閲覧できる可能性があったと公表しましたが、確認できる範囲の記録では実際の第三者閲覧は確認されていないと説明しています。問題は2026年6月20日に改修されています。
Q5. eSIMを乗っ取られたら電話番号は使えなくなりますか?
不正なeSIM再発行によって第三者側のSIMが有効になった場合、元のSIMで通話やSMSを利用できなくなる可能性があります。突然圏外になった場合は、ほかの原因も考慮しつつ、楽天モバイルに確認してください。
Q6. 身に覚えのない回線契約はどこで確認できますか?
公式アプリまたは正規サイトの「my 楽天モバイル」で、契約回線や請求明細を確認してください。不審な契約が見つかった場合は、楽天モバイルの公式サポートへ連絡しましょう。
Q7. 楽天モバイルの不正アクセスを防ぐには何が効果的ですか?
パスワードの使い回しを避け、利用可能なサービスではパスキー認証を活用し、ログイン履歴や契約回線を定期的に確認することが重要です。また、メールやSMSのリンクから安易にログインしないようにしましょう。
まとめ|楽天モバイルでは実際に不正アクセスやeSIM不正契約が発生
今回の調査結果をまとめると、次のとおりです。
- 楽天モバイルでは、第三者が不正取得した認証情報による不正アクセスやeSIM不正契約が実際に発生した
- 2025年には、少なくとも7,002回線・4,609人に関係する規模の問題が報道された
- 2025年8月には、通信の秘密に関する情報漏えいや報告遅延について総務省から行政指導を受けた
- 2024年には、既存のSIMをeSIMとして不正に再発行する手口について公式注意喚起が行われた
- 2026年10月には、複数回の不正アクセスや支払い証明書の脆弱性について公式情報が公表・更新された
- 支払い証明書の問題は2026年6月20日に改修され、実際の第三者閲覧は確認されていない
- eSIMの不正契約と既存電話番号の乗っ取りは異なるため、それぞれの被害を分けて考える必要がある
- 被害が疑われる場合は、公式サポートへの相談、回線の確認、楽天IDの保護を速やかに行うことが重要
楽天モバイルの不正アクセスやeSIM不正契約は、単なる噂ではなく、公式発表や総務省の行政指導によって確認できる事案です。
一方で、すべての楽天モバイル利用者の情報が流出したわけではなく、7,002回線すべての電話番号が乗っ取られたという意味でもありません。
楽天モバイルを安全に利用するためには、楽天IDの適切な管理、パスキーの活用、契約回線や請求明細の確認、フィッシング詐欺への警戒が重要です。
身に覚えのない契約やeSIM再発行の通知があった場合は、放置せず、速やかに楽天モバイルの公式サポートへ相談しましょう。

