「紀陽銀行で不正アクセスがあった?」「個人情報が漏えいしたというニュースは本当?」「預金口座やカードローンへの影響は大丈夫なの?」と心配している人もいるのではないでしょうか。
紀陽銀行は2026年11月5日、保証業務を行うSMBCコンシューマーファイナンス株式会社による情報漏えいの可能性について、公式サイトでお知らせを公表しました。
SMBCコンシューマーファイナンスでは、保証業務に使用するシステムが第三者による不正アクセスを受け、顧客の個人情報が外部へ送信されたことが確認されています。
保証会社全体では、最大320,118人の個人情報が漏えいしたと発表されました。
ただし、この人数は紀陽銀行だけの対象人数ではありません。また、紀陽銀行自身の預金管理システムへの不正侵入が確認されたという発表でもありません。
紀陽銀行では過去にも、2025年4月にメールシステムへの不正アクセスが公表されています。しかし、その後の詳細調査では顧客情報の漏えいはなかったと発表されました。
一方、2020年9月のドコモ口座不正利用問題では、紀陽銀行の口座に関して10件・245万円の被害が実際に確認されています。
この記事では、2026年11月の最新情報を中心に、紀陽銀行に関連するサイバー攻撃、個人情報漏えい、不正利用の過去事例、2026年10月のサービス停止・再開状況、預金への影響、利用者ができる対策を詳しく解説します。
※本記事は2026年11月7日時点で確認できる公開情報に基づいています。調査中の事案については、今後の公式発表により内容が変更される可能性があります。
- 紀陽銀行で不正アクセスや個人情報漏えいはあった?主な事案を時系列で確認
- 2026年11月5日、紀陽銀行がSMBCコンシューマーファイナンスの情報漏えい問題を公表
- SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏えいは最大320,118人!紀陽銀行の対象者は?
- 2026年10月には紀陽銀行の一部サービスが停止!PHP脆弱性との関係は?
- 紀陽銀行では2025年4月にもメールシステムへの不正アクセスが発生
- 紀陽銀行では2020年にドコモ口座の不正利用被害10件・245万円を確認
- 紀陽銀行の預金は大丈夫?2026年の情報漏えいと不正送金への影響
- 紀陽銀行の利用者が今すぐできるセキュリティ対策7選
- 紀陽銀行の不正アクセス・個人情報漏えいに関するFAQ
- まとめ|紀陽銀行のサイバー攻撃・個人情報漏えいと預金への影響
- 参考資料・公式出典
紀陽銀行で不正アクセスや個人情報漏えいはあった?主な事案を時系列で確認
まず、紀陽銀行に関連する主な情報セキュリティ事案を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 確認できた内容 |
|---|---|---|
| 2020年9月 | ドコモ口座の不正利用 | 9月15日時点で10件・245万円の被害を確認 |
| 2025年4月 | メールシステムへの不正アクセス | 詳細調査の結果、顧客情報の漏えいはなかったと発表 |
| 2026年10月 | 一部サービスの緊急メンテナンス | 各種サービスや関連会社ホームページの停止・再開状況を公表 |
| 2026年11月2日 | 保証会社が不正アクセスを検知 | SMBCコンシューマーファイナンスが保証業務システムへの不正アクセスを確認 |
| 2026年11月5日 | 保証会社の情報漏えい問題を公表 | 紀陽銀行も情報漏えいの可能性について注意喚起 |
| 2026年11月6日 | 保証会社が相談窓口を追加 | フリーダイヤルの問い合わせ窓口を公表 |
これらの出来事は、すべて同じ原因で発生した事件ではありません。
特に次の3つは区別する必要があります。
- 2020年:ドコモ口座を利用した実際の不正利用被害
- 2025年:メールシステムへの不正アクセスが公表されたものの、調査結果では顧客情報の漏えいなし
- 2026年:保証会社のシステムへの不正アクセスにより、個人情報が外部へ送信された問題
また、2026年10月のサービス停止・再開情報についても、実際の不正侵入が確認されたことを示す発表とは区別して考える必要があります。
2026年11月5日、紀陽銀行がSMBCコンシューマーファイナンスの情報漏えい問題を公表
紀陽銀行は2026年11月5日、公式サイトの重要なお知らせに「SMBCコンシューマーファイナンス株式会社による情報漏えいの可能性に関するお知らせ」を掲載しました。
SMBCコンシューマーファイナンスは、銀行や信用金庫などと提携し、カードローンなどの保証業務を行っている会社です。
今回、不正アクセスを受けたのは、同社が保証業務に使用するシステムです。
サイバー攻撃はいつ発覚した?
SMBCコンシューマーファイナンスの発表によると、2026年11月2日に保証業務システムへの不正アクセスを検知しました。
同社は同日中に対象システムへのアクセスを遮断し、調査を開始しています。
その後、システムから外部へ送信されたデータに顧客の個人情報が含まれていたことが確認され、11月5日に公表されました。
攻撃の原因や影響範囲については、発表時点で調査が続けられていました。
紀陽銀行自身のシステムが攻撃された?
今回の情報漏えい問題は、SMBCコンシューマーファイナンスの保証業務システムに対する不正アクセスです。
紀陽銀行が関連するお知らせを掲載したからといって、紀陽銀行の預金管理システムそのものが攻撃されたと判断することはできません。
金融機関では、カードローンなどの審査や保証業務を外部の保証会社に委託・提携している場合があります。
そのため、保証会社のシステムに問題が発生すると、提携先の金融機関の顧客情報にも影響が及ぶ可能性があります。
今回の事案は、紀陽銀行本体へのサイバー攻撃ではなく、保証業務を行う提携会社への不正アクセスに関連する問題として整理する必要があります。
SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏えいは最大320,118人!紀陽銀行の対象者は?
SMBCコンシューマーファイナンスは、今回の不正アクセスによって、最大320,118人の顧客情報が漏えいしたと公表しました。
ただし、これは保証会社全体の対象人数です。
紀陽銀行だけで320,118人の情報が漏えいしたという意味ではありません。
漏えいした個人情報の種類
保証会社全体で公表された情報には、次のような項目が含まれています。
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 住所
- 自宅電話番号
- 携帯電話番号
- メールアドレス
- 運転免許証番号
- 勤務先情報(電話番号・年収など)
- 契約情報(金融機関コード・顧客番号・保証額・保証開始日など)
なお、運転免許証などの本人確認書類の画像は含まれていないと説明されています。
また、すべての対象者について、上記のすべての項目が漏えいしたという意味ではありません。
紀陽銀行の対象顧客について、どの情報が該当するかは、個別の確認が必要です。
紀陽銀行の対象人数は何人?
2026年11月7日時点で今回確認できた公開資料からは、紀陽銀行の対象顧客数を確定できませんでした。
そのため、保証会社全体の人数や、他の金融機関が公表した人数を、紀陽銀行の対象人数として掲載することは避けています。
また、紀陽銀行のカードローン利用者全員が対象になったと断定することもできません。
今後、紀陽銀行やSMBCコンシューマーファイナンスから対象人数や情報の種類が具体的に公表された場合は、最新の公式資料を確認する必要があります。
対象者には個別に連絡が来る?
SMBCコンシューマーファイナンスは、情報漏えいの対象範囲を特定したうえで、対象者へ個別に案内する方針を示しています。
ただし、情報漏えいの連絡を装った偽メールや電話が発生する可能性もあります。
連絡を受けた場合は、記載されたURLを安易に開かず、公式サイトに掲載された問い合わせ先で確認してください。
11月6日に問い合わせ窓口を追加
SMBCコンシューマーファイナンスは2026年11月6日、今回の情報漏えいに関する専用窓口へフリーダイヤルを追加しました。
SMBCコンシューマーファイナンス問い合わせ窓口
- フリーダイヤル:0120-362-167
- 電話:03-5677-9228
- 受付時間:平日・土日祝 9:00~18:00
最新の受付時間や対応状況は、同社の公式サイトで確認してください。
出典:SMBCコンシューマーファイナンス|当社保証システムへの不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて(2026年11月5日・PDF)
出典:SMBCコンシューマーファイナンス|お客さま専用窓口へのフリーダイヤル追加のお知らせ(2026年11月6日)
2026年10月には紀陽銀行の一部サービスが停止!PHP脆弱性との関係は?
紀陽銀行では、2026年10月にも緊急メンテナンスに伴う一部サービスの停止が案内されていました。
公式サイトの重要なお知らせ一覧には、10月21日から25日にかけて、各種サービスや関連会社ホームページの利用停止・再開状況について複数の案内が掲載されています。
ただし、このサービス停止・再開情報と、PHP脆弱性への対応との直接的な因果関係については、今回確認できた資料だけでは確定できません。
2026年10月の主な公式発表
| 日付 | 紀陽銀行の発表内容 |
|---|---|
| 10月21日 | 来店予約サービスの一時停止について |
| 10月22日 | 各種サービス・関連会社ホームページの停止・再開状況を16時と18時30分時点で公表 |
| 10月23日 | 8時30分、10時30分、13時時点の停止・再開状況を公表 |
| 10月25日 | 7時時点の停止・再開状況を公表 |
このように、紀陽銀行は複数日にわたってサービスの利用状況を更新していました。
ただし、一覧に掲載されている日時は、各時点の状況を公表した日時です。
すべてのサービスがその日時に停止または復旧したことを示すものではありません。
PHP脆弱性とは何?
PHPは、WebサイトやWebサービスの構築に広く利用されているプログラミング言語です。
例えば、入力フォームの処理、会員向けページの表示、データベースとの連携などに利用されています。
PHPなどのソフトウェアにセキュリティ上の弱点である「脆弱性」が見つかると、不正アクセスなどを防ぐために修正や安全性の確認が必要になる場合があります。
その際、事業者が予防的にWebサービスを一時停止することもあります。
ただし、これは一般的なセキュリティ対応の説明です。
紀陽銀行が2026年10月に公表した個々のサービス停止について、すべてPHP脆弱性が直接の原因だったと確認できたわけではありません。
サービス停止はサイバー攻撃の証拠になる?
Webサービスが一時的に利用できなくなったからといって、必ずしもサイバー攻撃による侵入被害が発生したとは限りません。
サービス停止には、システムの安全性確認、緊急メンテナンス、障害対応、予防的なセキュリティ措置など、さまざまな理由があります。
今回の紀陽銀行の停止・再開情報についても、停止したという事実だけで、銀行本体への不正侵入が成功したと判断することはできません。
すべてのサービスは復旧した?
紀陽銀行は10月25日にも、各種サービスや関連会社ホームページの停止・再開状況を案内しています。
ただし、今回確認できた資料からは、すべての対象サービスの最終復旧日時を一律に特定できませんでした。
利用予定のサービスがある場合は、紀陽銀行の公式サイトで最新の利用状況を確認してください。
出典:紀陽銀行|重要なお知らせ一覧(2026年10月21日~25日のサービス停止・再開情報)
紀陽銀行では2025年4月にもメールシステムへの不正アクセスが発生
紀陽銀行は2025年4月18日、同行と関連会社が利用するメールシステムへの不正アクセスについて公表しました。
その後、4月28日に調査結果を発表しています。
不正アクセスを受けたのはどのシステム?
対象となったのは、紀陽銀行および関連会社が利用するメールシステムです。
メールシステムの運営元は、株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)でした。
不正アクセスの発覚後、運営元による詳細調査が行われています。
メールアドレスやメール本文は漏えいした?
紀陽銀行が2025年4月28日に公表した調査結果では、メールアドレスやメール本文をはじめ、顧客に関する情報が漏えいした事実はなかったと説明されています。
つまり、不正アクセスに関する発表はありましたが、その後の詳細調査では顧客情報の漏えいは否定されています。
この点は、2026年11月の保証会社における情報漏えい問題と明確に区別する必要があります。
紀陽銀行は不審なメールなどに注意を呼びかけ
紀陽銀行は、調査結果を公表した際にも、同行や関連会社を装う不審なメール、SMS、電話、郵便物などによる詐欺への注意を呼びかけています。
銀行名や担当者名が書かれていても、それだけで本物と判断しないようにしましょう。
出典:紀陽銀行|当行および当行関連会社が利用するメールシステムへの不正アクセスに関するご報告(2025年4月28日・PDF)
紀陽銀行では2020年にドコモ口座の不正利用被害10件・245万円を確認
紀陽銀行では、過去に実際の金銭被害が発生した事例もあります。
2020年9月、NTTドコモが提供していた「ドコモ口座」を利用した不正引き出し問題です。
2020年9月15日時点で10件・245万円の被害
紀陽銀行が2020年9月15日に公表した資料によると、同日午前9時時点で10件、245万円の不正利用被害が確認されていました。
これは推測や情報漏えいの可能性ではなく、銀行が公表した実際の不正利用被害です。
ドコモ口座の不正利用はどのような仕組み?
紀陽銀行の発表によると、不正に盗み出された口座番号やキャッシュカードの暗証番号などの顧客情報が使用されました。
こうした情報を悪用し、銀行口座とドコモ口座の連携機能を通じて不正利用するという問題です。
ただし、この事件は紀陽銀行の預金管理システムそのものがサイバー攻撃で突破されたことを示すものではありません。
紀陽銀行はどのような対応をした?
紀陽銀行は2020年9月9日から、次の2つのサービスを停止しました。
- ドコモ口座への銀行口座登録に使用する「Web口振受付サービス」
- ドコモ口座へのチャージに使用する「リアルタイム口座振替サービス」
銀行の発表によると、両サービスの停止以降、9月15日午前9時までに新たな不正利用は確認されていませんでした。
また、被害者の被害回復に向け、NTTドコモが表明した全額補償の方針に協力することを発表しています。
さらに、認証を強化するため、従来の認証方式に加えてIVR認証を導入する予定であることも説明しました。
IVR認証とは、登録された電話番号へ自動音声でワンタイムパスワードを通知し、追加認証を行う仕組みです。
出典:紀陽銀行|「ドコモ口座」を利用した当行口座の不正利用への対応について(追報)(2020年9月15日・PDF)
紀陽銀行の預金は大丈夫?2026年の情報漏えいと不正送金への影響
銀行や保証会社への不正アクセスが報じられると、預金が勝手に引き出されるのではないかと不安になる人もいるでしょう。
ただし、個人情報の漏えいと預金の不正送金は、必ずしも同じことではありません。
2026年11月の保証会社への攻撃で預金が盗まれた?
今回確認した2026年11月の発表は、SMBCコンシューマーファイナンスの保証業務システムへの不正アクセスと、顧客情報の漏えいに関するものです。
紀陽銀行の預金管理システムへの不正侵入や、同行の預金が不正に引き出されたことを示す発表ではありません。
そのため、今回の情報漏えい問題だけを根拠に、紀陽銀行の預金が流出したと判断することはできません。
ローン情報が漏えいすると何が心配?
ローン契約に関する情報には、氏名や住所だけでなく、勤務先、年収、保証額などの情報が含まれる場合があります。
こうした情報が第三者に知られると、本人を装った連絡や、金融機関を名乗る詐欺に悪用される可能性があります。
例えば、ローン契約の内容を知っているように見せかけ、本人確認や契約変更を口実に、パスワードなどを聞き出そうとする手口が考えられます。
ただし、これは一般的に想定される悪用リスクの説明であり、紀陽銀行の顧客に対して実際にそのような詐欺が発生したと確認されたものではありません。
2020年のような不正引き出しは再び起こる?
2020年のドコモ口座問題では、実際に不正利用被害が確認されました。
しかし、今回の保証会社への不正アクセスと2020年のドコモ口座問題は、攻撃対象や仕組みが異なります。
同じ被害が発生すると断定することはできません。
一方、個人情報や認証情報を悪用した詐欺には、引き続き注意が必要です。
紀陽銀行の利用者が今すぐできるセキュリティ対策7選
① 紀陽銀行の公式発表を確認する
不正アクセスや個人情報漏えいのニュースを見かけた場合は、まず紀陽銀行の公式サイトで確認しましょう。
2026年11月の保証会社の問題についても、対象者や対応方法の続報を確認することが重要です。
② 不審なメールやSMSのリンクを開かない
「情報漏えいのお詫び」「ローン契約の確認」「口座の利用制限」などを装ったメールが届いても、安易にリンクを開かないようにしましょう。
メールアドレスの流出が心配な場合は、メールアドレスが漏えいしているか確認する方法も参考にしてください。
③ インターネットバンキングのパスワードを使い回さない
銀行のログインパスワードは、他のサービスと異なるものを設定しましょう。
他のサイトで使っているパスワードが流出した場合、同じパスワードを使用している金融サービスにも危険が及ぶ可能性があります。
詳しくは、パスワードが流出しているか確認する方法をご覧ください。
④ 暗証番号やワンタイムパスワードを第三者に伝えない
銀行員や保証会社の担当者を名乗る人物から連絡があっても、キャッシュカードの暗証番号やワンタイムパスワードを安易に伝えないようにしましょう。
不審な連絡は一度切り、公式サイトに掲載された窓口へ自分で問い合わせてください。
⑤ 預金残高と取引履歴を定期的に確認する
通帳やインターネットバンキングなどで、身に覚えのない振込や引き出しがないか確認しましょう。
不審な取引を見つけた場合は、速やかに紀陽銀行へ相談してください。
⑥ スマートフォンやパソコンを最新の状態にする
OS、ブラウザ、アプリなどを更新し、セキュリティ上の弱点を放置しないようにしましょう。
銀行のアプリを利用する場合は、正規のアプリストアから入手してください。
⑦ 個人情報の悪用が疑われる場合は早めに相談する
身に覚えのないローンの案内、不審な電話、契約内容を知っているような連絡が届いた場合は、銀行や保証会社の公式窓口に相談しましょう。
また、個人情報が漏えいした場合の対処法では、情報流出が疑われる際に確認したいことをまとめています。
紀陽銀行の不正アクセス・個人情報漏えいに関するFAQ
Q1. 紀陽銀行は2026年11月にサイバー攻撃を受けましたか?
2026年11月に公表されたのは、保証会社であるSMBCコンシューマーファイナンスのシステムへの不正アクセスです。紀陽銀行自身の預金管理システムへの侵入が確認されたという発表ではありません。
Q2. 紀陽銀行の個人情報は漏えいしましたか?
紀陽銀行は2026年11月5日、保証会社による情報漏えいの可能性についてお知らせを掲載しました。ただし、今回確認できた資料からは、紀陽銀行の対象顧客数や漏えい項目を確定できませんでした。
Q3. SMBCコンシューマーファイナンスの情報漏えいは何人ですか?
保証会社全体では最大320,118人と公表されています。ただし、複数の金融機関に関連する数字であり、紀陽銀行だけの対象人数ではありません。
Q4. 漏えいした情報には何が含まれていますか?
保証会社全体の発表では、氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、運転免許証番号、勤務先情報、契約情報などが対象とされています。紀陽銀行の顧客について、どの項目が該当するかは個別の確認が必要です。
Q5. 紀陽銀行の預金は不正に引き出されましたか?
2026年11月の保証会社への不正アクセスについて、今回確認した発表では、紀陽銀行の預金が不正に引き出されたとは公表されていません。
Q6. 紀陽銀行では2025年にも不正アクセスがありましたか?
はい。2025年4月に紀陽銀行と関連会社が利用するメールシステムへの不正アクセスが公表されました。ただし、4月28日の調査結果では、顧客情報の漏えいはなかったと発表されています。
Q7. 紀陽銀行のドコモ口座不正利用被害はいくらでしたか?
2020年9月15日午前9時時点で、10件・245万円の被害が確認されていました。紀陽銀行は関連サービスを停止し、被害回復と認証強化に取り組む方針を公表しています。
Q8. 2026年10月のサービス停止はPHP脆弱性が原因ですか?
紀陽銀行は2026年10月、緊急メンテナンスに伴う各種サービスや関連会社サイトの停止・再開状況を案内しています。ただし、今回確認できた資料だけでは、すべての停止がPHP脆弱性を直接の原因としていたとは断定できません。また、サービス停止の事実だけで実際の不正侵入があったとは判断できません。
Q9. 情報漏えいの対象者には連絡が来ますか?
SMBCコンシューマーファイナンスは、対象範囲を特定したうえで個別に案内する方針を示しています。不審な連絡が届いた場合は、メール内のリンクを使わず、公式窓口で確認してください。
Q10. 紀陽銀行や保証会社へ相談するには?
保証会社の情報漏えいについては、SMBCコンシューマーファイナンスの専用窓口(0120-362-167、9:00~18:00)へ相談できます。預金口座の不審な取引などについては、紀陽銀行の公式サイトから適切な窓口を確認してください。
まとめ|紀陽銀行のサイバー攻撃・個人情報漏えいと預金への影響
紀陽銀行について、不正アクセス、個人情報漏えい、サイバー攻撃、預金への影響を調査しました。
主なポイントは次のとおりです。
- 2026年11月5日、紀陽銀行はSMBCコンシューマーファイナンスによる情報漏えいの可能性を公表した
- 不正アクセスを受けたのは保証会社のシステムであり、紀陽銀行の預金管理システムへの侵入が確認されたという発表ではない
- 保証会社全体では最大320,118人の情報漏えいが公表されている
- 紀陽銀行だけの対象顧客数や漏えい項目は、今回確認できた資料では確定できなかった
- 保証会社は2026年11月6日、問い合わせ窓口にフリーダイヤルを追加した
- 2025年4月にはメールシステムへの不正アクセスが公表されたが、詳細調査では顧客情報の漏えいはなかった
- 2020年9月のドコモ口座問題では、9月15日時点で10件・245万円の不正利用被害が確認された
- 2026年10月には緊急メンテナンスに伴う一部サービスの停止・再開状況が公表されている
- 2026年10月の各サービス停止とPHP脆弱性との直接的な関係は、今回確認した資料だけでは確定できなかった
- 2026年11月の保証会社への攻撃について、紀陽銀行の預金が不正に引き出されたという発表は確認できていない
今回の重要なポイントは、保証会社へのサイバー攻撃、紀陽銀行が利用するメールシステムへの不正アクセス、ドコモ口座の不正利用を混同しないことです。
特に2026年11月の情報漏えい問題は、今後の調査によって対象人数や影響範囲が明らかになる可能性があります。
紀陽銀行や保証会社の公式発表を確認するとともに、金融機関を装った不審なメール・SMS・電話に注意しましょう。
参考資料・公式出典
- 紀陽銀行|重要なお知らせ一覧(2026年11月5日・10月のサービス停止情報)
- SMBCコンシューマーファイナンス|当社保証システムへの不正アクセスによるお客さま情報の漏えいについて(2026年11月5日・PDF)
- SMBCコンシューマーファイナンス|専用窓口へのフリーダイヤル追加(2026年11月6日)
- 紀陽銀行|メールシステムへの不正アクセスに関するご報告(2025年4月28日・PDF)
- 紀陽銀行|ドコモ口座を利用した当行口座の不正利用への対応について(2020年9月15日・PDF)
- INTERNET Watch|SMBCコンシューマーファイナンスの不正アクセスと最大約32万人の情報漏えい(2026年11月6日)
- 紀陽銀行公式サイト
※本記事は2026年11月7日時点の公開情報に基づいています。調査中の事案については、今後の公式発表により対象範囲や対応内容が変更される可能性があります。

